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プログラムの前半は、オルガン独奏に続き、ドイツ・バロック音楽の先駆けとしてルネサンス期を代表するイタリアの作曲家パレストリーナ(1525-1594)の「ミサ・ブレヴィス」より二つの楽章を無伴奏で歌います。続いてヘンデルのオラトリオ「メサイア」第2部の冒頭の5曲(合唱曲とアリア)を演奏いたします。教会のためではなく劇場のために作られたヘンデルの宗教的音楽を味わって下さい。プログラムの後半では、北ドイツ・バロックの二人の作曲家の宗教音楽をお聴きいただきます。ブクステフーデ(1637-1707)は多くのオルガン曲および声楽曲を残した、当時の主導的な音楽家です。「汝らが言葉や行いで示すすべてを」は、器楽曲、合唱曲、独唱曲からなっています。最後はバッハ(1685-1750)が1714年に作曲したカンタータ第12番「泣き、苦しみ、悩み、おののき」を演奏します。この曲は、名作カンタータが並ぶヴァイマールでの楽師長時代の作品です。「嘆きの低音進行」を用いた印象的な冒頭の合唱曲は、後に「ロ短調ミサ曲」のクレドに転用されています。当日は、12名の古楽器によるオーケストラおよび4名の声楽ソリストと共に、A = 415Hz のピッチで演奏いたします。
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