合唱団紹介

つくば古典音楽合唱団は、1988年4月に鈴木優氏を音楽監督として発足した合唱団で、現在約70名の団員で活動しています。つくば市並木交流センターのホールで、毎週水曜日19:30~21:30に合唱練習(19:00~19:30はパート練習)をしている他、個人レッスンにも力を入れ、その成果の発表の場として団内音楽会も行っています。
当合唱団では、ルネッサンス時代のパレストリーナに始まり、近代のフォーレに至るまで幅広い時代の音楽を取り上げています。モーツァルトの「レクイエム」、ヘンデルの「メサイア」、バッハの「ロ短調ミサ曲」などの大曲を演奏する一方、ビクトリア、シュッツ、バッハ、モーツァルト、ハイドン、シューベルト、ブルックナー、 ブラームスなどのミサ曲や小品の数々を演奏してきました。私たちは、常に発声法や外国語の発音を丁寧に練習し基本に忠実であるとともに、音律にこだわった純度の高いハーモニーを作るための技術を磨いています。活動は1年を単位とし、毎年ノバホールで演奏会を行います。
つくば古典音楽合唱団活動指針概要


音楽監督 鈴木 優(すずきまさる)
https://koten.sakura.ne.jp/ja/wp-content/uploads/1introduce/masaru_20190519.jpg 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。聖徳大学大学院音楽文化研究科博士課程修了。2012年3月、学位論文「シューベルトの歌曲におけるドッペルドミナント和音の用法」と《冬の旅》全曲演奏により博士号取得。1982年より2年間、東京混声合唱団に在団。1992年夏より2年半にわたりアウクスブルクに遊学。当地を中心として、ドイツおよびオーストリア各地の声楽および合唱指揮のマスターコースを受講。帰国後はドイツ歌曲を中心とした演奏活動と合唱指揮および声楽の指導を行う。1998年には水戸芸術館「茨城の名手・名歌手たち」第9回に出演。2002年より「鈴木優の会」、2017年より「歌の愉しみ あれこれ」と題したリサイタルをシリーズで行う。つくば古典音楽合唱団においては音楽監督として1988年の創立時より多くの合唱曲を指揮する。これまでに声楽を吉岡巌、橋本周子、高橋大海、平野忠彦、クラウス・オッカー、シャーロッテ・レーマンの各氏に師事。尚美学園大学および大学院講師。日本声楽発声学会会員。音楽監督のページへ

コンサート・ミストレス 神戸 愉樹美 (かんべ ゆきみ)
https://koten.sakura.ne.jp/ja/wp-content/uploads/1introduce/kanbe_yukimi.jpg フェリス女学院短期大学音楽科卒業(ヴァイオリン専攻)。久保田良作に師事。バーゼル市立音楽院古楽科卒業(ヴィオラ・ダ・ガンバ専攻)。ハーグ王立音楽院留学。大橋敏成、HL・ミュラー、W・クイケンに師事。1976年に帰 国し、リサイタル、録音、NHK ・ NTV ・ TBSの番組などに出演して古楽奏者として活躍。26年間に渡りプロ・ムジクス神奈川の同人としてルネサンス・バロック音楽を紹介。1982年日本オラトリオ連盟バッハ・コレギウム のガンバ奏者。1983-4年日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会会長。1983年神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団結成。つくばには、1980年筑波大学公開講座「バッハの音楽と思想」、1990年第6回つくば国際音楽祭「バッハか らモーツァルト」でコンサート・ミストレスを務め、当合唱団には1998年から参加している。2008年度京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター共同研究研究員。元国立音楽大学、及びフェリス女学院大学音楽学部講師。2019年東京藝術大学音楽学部非常勤講師。著作、論文、録音、楽譜出版多数。主な訳書:『ヴィオル概論』ジャン・ルソー著 全訳<共訳>アカデミア・ミュージック株式会社。https://ykvc.jp/jp/yukimi-kambe/

オルガニスト 渡部 聡
https://koten.sakura.ne.jp/ja/wp-content/uploads/1introduce/watabe_satoshi.jpg 武蔵野音楽大学オルガン科卒業。オルガンを廣野嗣雄、秋元道夫、志村拓生の各氏に、バロックアンサンブルを千成千徳氏に師事。種々の古楽器アンサンブルやソリスト、合唱団と共演。主に通奏低音奏者として活躍中。特に17世紀音楽に関する研究を続けているが、近年は濱田芳通、U.ピネスキ、L.U.モルテンセン、L.ギエルミ、R.コーネンの各氏に指導を受ける。また、最近は日本の古楽器である篳篥(ひちりき)の研究も行い、入門書「篳篥でポップス」をkmpより出版。日本オルガン研究会会員。日本オルガニスト協会会員。

ピアニスト 中山 ちあき
https://koten.sakura.ne.jp/ja/wp-content/uploads/1introduce/nakayama_ciachi.jpg 京都市立京都堀川音楽高等学校および大阪音楽大学に学ぶ。同大学・教育助手を務めた後、大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウスの専属コレペティートルとして研鑽を積む。その後、東京藝術大学音楽学部指揮科非常勤 講師を務める。音楽に内在するドラマを奏でる技術と感性に定評があり、近年 はコーラスの指導等、活動の幅を広げている。数多くの舞台経験をふまえ、2010年春、つくばにおいてオリジナルのステージを創造する「☆一番 星」を立ち上げ、毎年オペラ公演を開催する。他方、地元中学生の合唱活動にも積極的に取り組み、ピアノ伴奏による支援指導で数々の入賞に寄与する。当合唱団には1998年から練習ピアニストとして参加し、第17回定期 演奏会に出演。また、シリーズ・リサイタル「鈴木優の会」のピアニストを務める他、団内の音楽会においては、あらゆる歌曲の伴奏をこなす。https://ichibanboshi01.web.fc2.com/profile/