[poster]
いばらき文化振興財団助成公演
後援:つくば市教育委員会、常陽新聞社
協賛:(有)ほっと・メリー



つくば古典音楽合唱団
Singakademie Tsukuba


創立10周年記念 第12回演奏会


1998年11月21日(土)18時開演

ノバホール




常陽新聞の記事】 【ステージ写真】 【ディスコグラフィー】 【打上げ
[プログラムノート歌詞対訳プロフィールこれまでの演奏記録次回演奏会予告]

【プログラム】


指揮鈴木 優
独唱/ソプラノ/山内 房子
   アルト/阪口 直子
   テノール/大島 博
   バス/山崎 岩男
オルガン渡部 聡
オーケストラつくば古典音楽合奏団
合唱つくば古典音楽合唱団
練習ピアニスト中山 ちあき


Programme

オルガンフレスコバルディ トッカータ第3番(第1巻)
 G. F. Frescobaldi (1583-1643), TOCCATA TERZA (libro primo 1615)
無伴奏合唱パレストリーナ おお至福なる三位一体
G. P. da Palestrina (1525-1594), O Beata Trinitas
無伴奏合唱モラレスあなたの御手は、主よ
Cristobal Morales (ca1500-1553), Manus Tuae Domine
オルガンフレスコバルディトッカータ第3番(第2巻)
 G. F. Frescobaldi (1583-1643), TOCCATA TERZA (libro secondo 1627
無伴奏合唱ペルト私の魂は主を崇め
Arvo Paert (1935- ), Magnificat
休憩Intermission
独唱と合唱と合奏モーツァルト死者のための鎮魂ミサ曲
W. A. Mozart (1756-1791), Requiem K626



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プログラムノート】《合唱曲》   鈴木 優

 本日の演奏会では、前半に16世紀ルネサンス期の音楽家パレストリーナと モラ レスのモテット、そして現代を代表する作曲家、アルヴォ・ペルトの合唱曲をお聴き いただきます。そして、休憩後の後半にはモーツアルトの最後の作品“レクィエム” を管弦楽、4人の独唱者と共に演奏いたします。

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 16世紀の代表的作曲家パレストリーナは、1525年ローマの近郊のパレストリ ーナという町に生まれました。正式な名前はジョヴアンニ・ピエールルイージ・ダ・ パレストリーナですが、出身地の名前が本人の通称となっています。1544年に故 郷でオルガニストとなり、その後は1551年に教皇庁内聖歌隊カペルラ・ジュリア 楽長、1555年システィナ礼拝堂聖歌隊歌手、1555−60年ラティーノ教会楽 長、1567年エステ枢機卿楽長、1571年には再びカペルラ・ジュリアの楽長の 地位を得ました。

 その生涯の殆どをローマで過ごし、90以上のミサ曲、500曲以上のモテット、 約100曲のマドリガルなどの作品を残しました。1594年に没したパレストリー ナの葬儀はサン・ピエトロ大聖堂で行われ、ローマの重要な音楽家たちが皆参列しま した。

 パレストリーナの音楽の特徴は、その先達であるフランドル出身の音楽家たちが極 めた声楽ポリフォニーの技法と、イタリア的な旋律や豊かな和声を統合したものであ ると言えるでしょう。順次進行の多い柔らかな旋律線、バスの声部がポリフォニーの 一声部を担いながら、同時に殆どの箇所で和声の根音となっていること、注意深く控 えめに用いられた不協和音、といったことがパレストリーナ独特の広い空間にふさわ しい調和のとれた世界を形成しています。

 “O beata Trinitas ”は1569年に出版された“モテトゥス集第1巻”に収録 された、聖三位を讃える5声部のモテットです。ポリフォニーが優位 を占める部分、“父と子と聖霊”と歌うホモフォニーの部分、そして喜びの声である “アレルヤ”の部 分が見事なバランスで構成されています。

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 クリストバル・デ・モラレスは1500年頃セビーリャに生まれ、イベリア半島出 身で最初の大作曲家として知られるようになります。モラレスは自分の出身地に対し て、大きな誇りを抱き続けました。セビーリャには豊かな音楽的伝統があり、大聖堂 では水準の高い音楽家が公職に就いていたため、モラレスは故郷を離れて音楽教育を 受ける必要はありませんでした。

 1526年にスペイン最古の大聖堂であるアビラ大聖堂、1528年にプラセンシ ア大聖堂の楽長を歴任した後、1535年にはローマ教皇庁聖歌隊歌手となります。 10年間のローマでの職務のうち後半の5年間に多くの作品が発表されましたが、健 康を害したために多くの病欠日数の記録が残っています。

 1545年にはローマを去りスペインに戻り、大司教座のあるトレド大聖堂の楽長 になります。しかしそこでは自分の給料によって少年聖歌隊員を寄宿させ養う義務が あったため、借金を作ってしまいます。また重病にもかかり、さらには音楽様式の違 いなどの問題もあり、2年で辞任します。1551年にはマラガ大聖堂の楽長となり ますが、歌手たちが従わない、少年聖歌隊の規則の問題などで罰金を科せられるなど 、不幸な晩年のうち1553年に亡くなりました。

 モラレスの評価は没後30年間、非常に高いものとなり、ヨーロッパ各地からメキ シコにまで、その音楽は知られるようになりました。モラレスの音楽は殆どが典礼用 であり、23のミサ曲、マニフィカト16曲、モテット約90曲が残されています。

 “Manus tuae Domine”はヨブ記10章8〜12節をテキストとする、死者のため の聖務日課のための5声部のモテットです。2つのソプラノ(カントゥス)声部は厳 格なカノンを歌い、全体は教会旋法のフリギア調で作曲されています。パレストリー ナに比べると古風な響きですが、自然とにじみ出るテキストの内容の音化には、すば らしいものがあります。

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 現代音楽に関心のある方ならアルヴォ・ペルトの名前はよくご存じでしょう。古典 音楽合唱団に於いて、現存する作曲家の作品を演奏するのは初めてのことです。

 ペルトは、1935年エストニアのパイデという小さな町に生まれます。子供の頃 自分の家にラジオがなかったので、通りの備え付けスピーカーから聞こえてくるラジ オの音楽を何時間でも聴いていたそうです。放送局の音響ディレクターをしながら、 タリン音楽院の作曲家のクラスを1963年に卒業します。1962年には子供のた めのカンタータ“僕たちの庭”とオラトリオ“世界の足取り”で全ソ連青年作曲家コ ンクール第1位となっています。

 60年代には12音技法を用いた前衛的な作曲を行っていました。当時ソ連ではこ の技法は禁止されていて、当局から非難を受けるようになります。そして60年代の おわりに偶然中世の音楽を耳にしたことをきっかけに、作風を大転換していくことに なります。

 ペルトは「音楽が複雑であればあるほど、力があると信じていたが、事実は逆だっ た」と語っています。1968年から5年間作曲活動を中止し、中世、ルネサンス音 楽の研究に没頭します。ごくわずかな音だけで、どのようにしたら音楽が作られるか を古い音楽の中に探りました。そして1976年以降に、今日私たちが知る新しいペ ルトの音楽が生まれたのです。

 新しい音楽は何の先入観もなく聴いて、それぞれが自分の感性で、その価値を判断 するべきでしょう。わたしがはじめてペルトを聴いたとき(それはヨハネ受難曲のL Pレコードでした)思ったのは、「これはいったい、いつの時代の音楽なのだろうか 」ということです。この思いは今ではますます強くなってきています。新しい響きで ありながら、遠い昔に、あるいは自分が生まれる前に、あるいは人間の存在以前の時 間から、時空を越えて、現在生きている私たちに届いてくる音のように思われます。 そしてその静かな世界は自然と聴くものを瞑想に誘います。

 1980年にオーストリアへ亡命し、まもなくベルリンに移ったペルトは、その頃 からキリスト教の典礼文に作曲する宗教曲を発表しています。“Magnificat”は19 89年にベルリンの市と、大聖堂の合唱団に献呈されています。テキストはルカによ る福音書第1章46〜55節の聖母マリアの賛歌によっています。

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 ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルトは1756年1月27日ザルツブルク に生まれます。当時のザルツブルクはローマ教皇領であり、教皇から任命された大司 教が治める町でした。そこには当然大いなるカトリック教会音楽の伝統がありました 。当地でのモーツアルトの仕事は、宮廷や貴族のための音楽と並んで教会音楽の作曲 と演奏が重要なものでした。最初のミサ曲K139(47a)はヴィーンの孤児院教 会の献堂式のためのものでしたが、モーツアルト12歳の1768年に作られていま す。

 映画の「アマデウス」を見ていただくと良くわかりますが、モーツアルトは仕事上 の待遇面での不満などから、大司教とは不仲となり、1781年にはザルツブルクで の仕事を解任され、以降死ぬまでの10年間をヴィーンで過ごすことになります。こ の当時の音楽家は、宮廷あるいは教会に仕える、いわば宮仕えが普通でした。その中 にあってモーツアルトは、作曲の注文を受ける、ピアノのレッスンをする、演奏活動 を行うといった仕事をフリーランスとしていたわけです。これは当時としては非常に 画期的な人生の選択でした。しかしモーツアルトほどの才能があっても、またこの時 代にこのような生き方は難しく、晩年には経済的に 行き詰まり、数多くの借金を依 頼する手紙を書くことになりました。ちなみにヴィーン時代の作品は、オペラ「後宮 よりの誘拐」K.384以降のものです。

 ヴィーン時代にモーツアルトが作曲した教会音楽は、わずかに3曲だけです。結婚 後、ザルツブルクでの奉納ミサのために作曲した1783年の“ハ短調ミサ”K.4 27、1791年6月バーデンの合唱指揮者アントン・シュトルのために作曲された “Ave verum corpus”K.618、そしてモーツアルトの最後の作品となる、“レク ィエム”K.626です。

 19世紀には、そのロマン主義的な気分から過去の音楽家を神格化したり、悲劇の 人物と見なしたりするような伝統が多く生まれました。レクィエムの成立にも、様々 な伝説が伝えられました。「1791年晩春にモーツアルトは、名前も告げない灰色 の服を着た男からレクィエムの作曲を依頼され、前金として謝礼の半額を受け取った 。」という話が伝えられています。

 そして19世紀の半ばには突然、イタリア語で書かれたオペラの台本作者ダ・ポン テ宛の手紙が現れました。内容を要約すると「私の頭は混乱しています。あの見知ら ぬ男の姿が目の前から追い払えません。私には最後の時が鳴っているように思えます 。...これは私の葬送の歌です。未完成のまま残しておくわけにはいきません。」と いうようなレクィエム作曲中の心情が語られています。なかなか感動的な手紙なので すが、今では偽作であるとされています。

 また依頼主は誰かということですが、ヴィーン南方のシュトゥパッハ城主フランツ ・フォン・ヴァルゼック伯爵であると判明しています。伯爵は2月に亡くなった夫人 ののために作曲を依頼しました。また伯爵は著名な作曲家に依頼した曲を自分で写譜 し、自分の楽団員に演奏させ、その作曲者を当てさせるという趣味を持っていたと伝 えられます。匿名での依頼には、こういった事情も関与していたかも知れません。し かし現在では、伯爵がモーツアルトにレクィエムを依頼するという、公証人の立ち会 いのもとに作成された契約書も発見されています。

 レクィエムの作曲半ばの12月5日に、モーツアルトは病死します。未亡人となっ たコンスタンツェは契約を守り、残りの謝礼を受け取るためには、この未完のレクィ エムを完成させる必要がありました。コンスタンツェは、まずモーツアルトも高く評 価していたヨーゼフ・アイブラーに依頼しますが、何曲かのオーケストレーションを 試みた後、スコアをコンスタンツェに返します。コンスタンツェは更に何人かに打診 した後、弟子であるジェスマイヤーに依頼し、本日演奏いたします形に完成という運 びとなります。

 ジェスマイヤーはモーツアルトの死の直前に、レクィエムを完成させるための指示 を受けていたと言われていまいましたが、それなら、何故モーツアルトの死後、一番 に依頼を受けなかったのかという疑問が残ります。  今回演奏に用いますジェスマイヤー版の、モーツアルト直筆の部分とジェスマイヤ ーによる補筆は以下のようになります。



 今日ではジェスマイヤーの補筆に対しての批判から、主にオーケストレーションを し直した楽譜も使われています。しかし当合唱団の最初のレクィエムのアプローチと しては、モーツアルトの生前の弟子であり、死後数ヶ月で完成したジェスマイヤー版 を経験したいと思います。

 最近の音楽学の進歩はロマンチックな伝承をはぎ取って、事実を明るみに出してい きます。しかしモーツアルトのレクィエムのような偉大な音楽の価値はそのような事 によって何ら影響を受けるものではない事を確信いたします。


【プログラムノート】《オルガン曲》  渡部 聡

 ジロラモ・フレスコバルディ(1583-1643)は、イタリア初期バロックの作曲家の なかも、後生への影響という点でとりわけ重要な人物です。1608年、25歳の若さでロ ーマのサンピエトロ大聖堂のオルガニストとなったフレスコバルディは、当時から鍵 盤楽器の輝かしい大家としての名声を博し、スター的な存在でした。彼のもとにはヨ ーロッパ各地から優秀な弟子が集まり、その直接、間接の影響は18世紀半ばに至るま で顕著に見られます。

 多くの鍵盤楽器の中でも特にトッカータは、それまでのアルカイックなスタイルか ら、よりダイナミックで叙情性に富み、柔軟性を持った形式へと発展させられ、バロ ック期を通じて鍵盤楽器の代表的な形式となりました。

 本日演奏する2曲のうち、第1巻のトッカータ第3番はフレスコバルディの典型的な 書法によって書かれており、走句を多用した幻想的で即興的な部分と、対位法的で厳格 な部分とが交代します。第2巻のトッカータ第3番は、「聖体奉挙のための」と記され 、カトリックの典礼の中でも特に神秘的な部分で奏される目的をもった曲です。

 本日使用のオルガンは草苅徹夫氏製作(1993年)の3列(8' 4' 2')のポジティフ です 。

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歌詞対訳】

O BEATA TRINITASおお至福なる三位一体
O beata et benedicta et gloriosa Trinitas, おお至福なる、祝福され、栄光に満ちたる三位一体
Pater, et Filius, et Spiritus Sanctus. 父と子と聖霊よ。
Alleuia. アレルヤ。
O beata et gloriosa unitas, おお至福なる、栄光に満ちたる一性
Pater, et Filius, et Spiritus Sanctus. 父と子と聖霊よ。
Alleuia. アレルヤ。
 
MANUS TUAE DOMINEあなたの御手は、主よ
Manus tuae, Domine, あなたの御手は、主よ
fecerunt me et plasmaverunt me totum in circuit: 私を創り、私のすべてを完全に形作ってくださった
et sic repente praecipitas me? それなのにかくも突然、あなたは私を滅ぼしてしまわれるのか?
Memento quaeso quod sicut lutum feceris me 願わくば、御心に留めてください。あなたは私を泥として創り、
et in pulverem reduces me. 塵へと戻したもうであろうことを。
Nonne sicut lac mulsistri me, あなたは私を乳のように注ぎ出し、
et sicut caseum me coagulasti? チーズのように私を固めてくださったではありませんか。
pelle et carnibus vestisti me: 皮と肉であなたは私を覆い、
ossibus et nervis compegisti me. 骨と筋であなたは私を組合わせてくださった。
Vitam et misericordiam tribuisti mihi, あなたは私に命と憐れみを与え、
et visitatio tua custodivit spiritum meum. あなたの眼差しは、私の霊を護ってくださった。
 
MAGNIFICAT私の魂は主を崇め
Magnificat anima mea Dominum, 私の魂は主を崇め
et exultavit spiritus meus 私の霊は喜び讚えます、
in Deo salutari meo; わが救い主なる神を。
quia respexit humilitatem ancillae suae, 主はその婢の弱さにさえ心を留め給うたのですから
ecce enim ex hoc beatam me dicent きっとこれからのち、私を幸いな女と言うでしょう、
omnes generationes. あらゆる代の人びとは。
Quia fecit mihi magna, qui potens est: 力ある方が私に大いなることを為し給うたのです、
et sanctum nomen eius, その御名は尊く、
et misericordia eius そしてその憐れみは
a progenie in progenies timentibus eum. 代々かぎりなく、主を畏れる者に及びます。
Fecit potentiam in bracchio suo, 主は自らの御腕をもって力をふるい、
dispersit superbos mente cordis sui, 心の思いの驕りたかぶる者を追い散らし、
deposuit potentes de sede, 権力ある者をその座から引き降ろして
et exaltavit humiles, へりくだる者を引き上げ、
esurientes implevit bonis, 飢えている者を善きものにて満たし、
et divites dimisit inanes. 富める者を手ぶらのまま追い出します。
Suscepit Israel, puerum suum, 主はそのしもべイスラエルを受け入れ給い、
recordatus misericordiae suae その憐れみをお忘れになりません。
sicut locutus est ad patres nostros, 私たちの父祖に約束して下さったとおりに、
Abraham et semini eius in saecula. アブラハムとその子孫に、とこしえに。
Magnificat anima mea Dominum, 私の魂は主を崇めます。
 
 
REQUIEM死者のための鎮魂ミサ曲
 
I. Introitus入祭文
Requiem
Requiem aeternam dona eis, Domine, 主よ、永遠の平安を彼らに与えたまえ、
et lux perpetua luceat eis. そして絶えざる光が彼らに輝かんことを。
Te decet hymnus Deus in Sion, 神よ、汝はシオンにてほむべきかな、
et tibi reddetur votum in Jerusalem. また誓いはエルサレムにて汝に果たされん。
Exaudi orationem meam, わが祈りを聞きたまえ、
ad te omnis caro veniet. すべて肉なる者は汝のもとへ来たらん。
 
II. Kyrie
Kyrie eleison. 主よ、憐れみたまえ。
Kyrie eleison. 主よ、憐れみたまえ。
Kyrie eleison. 主よ、憐れみたまえ。
Christe eleison. キリストよ、憐れみたまえ。
Christe eleison. キリストよ、憐れみたまえ。
Christe eleison. キリストよ、憐れみたまえ。
Kyrie eleison. 主よ、憐れみたまえ。
Kyrie eleison. 主よ、憐れみたまえ。
Kyrie eleison. 主よ、憐れみたまえ。
 
III. Sequenz続誦
1. Dies irae
Dies irae, dies illa, かの日こそ怒りの日、
solvet saeclum in favilla, 世界を灰に帰せしめん
teste David cum Sibylla. ダヴィッドとシビラの証しのごとく。
Quatus tremor est futurus, どれほどのおののきあらん、
quando judex est venturus, 審き手の来たりて
cuncta stricte discussurus! すべてが厳かに打ち砕かれるときには。
2. Tuba mirum
Tuba mirum spargens sonum 全地の墳墓に鳴りわたる
per sepulchra regionum, 奇しき喇叭の響きにて、
coget omnes ante thronum. 人みな王座のもとに駆り集められん。
Mors stupebit et natura, 死と自然は驚かん、
cum resurget creatura, そは造られたるものの審き手に
judicanti responsura. 答えんとて蘇ればなり。
Liber scriptus proferetur, 総ての事がらの記されし
in quo totum continetur, 書物は差し出されん、
unde mundus judicetur. それによりて世の裁かれんため。
Judex ergo cum sedebit, かくて審き手出てて座したもうや、
quidquid latet apparebit, 隠れたる事ことごとく顕われ、
nil inultum remanebit. 一として報いられざる事はなからん。
Quid sum miser tunc dicturus? そのとき哀れなるわれ果たして何をかいわん、
Quem patronum rogaturus? 誰をか弁護者と仰がん、
Cum vix justus sit securus. 正しき者すら心安からならざれば。
3. Rex tremendae
Rex tremendae majestatis, 畏るべき威光の王よ、
qui salvandos salvas gratis, 御恵みもて救わるべき者を救いたまう方よ、
Salva me, fons pietatis. われをも救いたまえ、慈しみの泉よ。
4. Recordare
Recordare Jesu pie, 思いたまえ、慈しみ深きイエスよ、
Quod sum causa tuae viae, 汝の来たりたまいしはそもわがためなりしを。
ne me perdas illa die. かの日われを滅ぼしたもうな。
Quaerens me, sedisti lassus, われを探さんとて疲れて座したまい、
redemisti crucem passus, われを贖わんとて十字架の苦しみを忍びし方よ、
tantus labor non sit cassus. かかる御苦しみを虚しくしたもうな。
Juste judex ultionis, 厳しく罰したまう義なる審き主よ
donum fac remissionis, 赦しの恵みを施したまえ。
ante diem rationis. 評定の日の至らざらん間に
Ingemisco, tamquam reus, われは嘆く、罪人のごとくに。
culpa rubet vultus meus わが顔は罪を恥じて赤らむ。
supplicanti parce Deus. 神よ、伏して願い奉るわれを赦したまえ。
Qui Mariam absolvisit, マグダラのマリアを赦し、
et latronem exaudisti, 盗賊の願いをも聞き入れたまいし汝は、
mihi quoque spem dedisti. われにもまた希みを与えたもうた。
Preces meae non sunt dignae, わが願いは相応しからざれど、
Sed tu bonus fac benigne, されど善なる汝、御慈悲もて
ne perenni cremer igne. われの永遠の業火にて焼かれざらんことを。
Inter oves locum praesta, 羊のうちに所を置き、
et ab haedis me sequestra, 牡山羊よりわれを離し、
statuens in parte dextra. 右に立たせたまえ。
5. Confutatis
Confutatis maledictis, 呪われし者を押さえ、
flamis acribus addictis. 烈しき焔に渡したまわんとき
Voca me cum benedictis. われを祝せられし者とともに招きたまえ。
Oro supplex et acclinis, われひざまづき伏して祈る、
cor contritum quasi cinis, 灰のごとく砕けたるこころもて。
Gere curam mei finis. わが終りをはからいたまえ。
6. Lacrimosa
Lacrimosa dies illa, かの日は涙の日なるかな、
qua ressurget ex favilla かくて灰より蘇らん、
judicandus homoreus, 罪ある人の裁きを受けんとて、
Huic ergo parce Deus. されば彼を惜しみたまえ、神よ。
Pie Jesu Domine, 慈しみ深きイエスよ、
Dona eis requiem. 彼らに平安を与えたまえ。
Amen. アーメン
 
IV. Offertorium奉献誦
1. Domine Jesu
Domine Jesu Christe, Rex gloriae, 主イエス・キリスト、栄光の主よ、
libera animas omnium fidelium defunctorum 死せるすべての信徒の魂を解き放ちたまえ、
de poenis inferni, et de profundo lacu, 地獄の罰と、深き淵より。
libera eas, de ore leonis, 彼らを獅子の口より解き放ちたまえ、
ne absorbeat eas tartarus, 彼らが冥府に呑み込まれざらんがため、
ne candant in obscurum, 暗闇に落ち入らざらんがため。
sed signifer sanctus Michael さるを旗手ミカエのル
repraesentet eas in lucem sanctam, 彼らを聖なる光へと差し出さんことを。
Quam olin Abrahae promisisti, かつてアブラハムと
et semini ejus. その子孫に、汝の約束したまいしごとくに。
2. Hostias
Hostias et preces tibi Domine 犠牲と祈願を、主よ、汝に
laudis offerimus, わらら讚美として捧ぐ。
tu suscipe pro animabus illis, 彼らの魂のために汝受け入れたまえ、
quarum hodie memoriam facimus, 今日われらが記念するその魂のために。
fac eas, Domine, 彼らをして、主よ、
de morte transire ad vitam. 死より生へと移るを得させたまえ。
Quam olin Abrahae promisisti, かつてアブラハムと
et semini ejus. その子孫に、汝の約束したまいしごとく。
 
V. Sanctus
Sactus, sancuts, sanctus 聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。
Dominus Deus Sabaoth. 万軍の神なる主。
Pleni sunt caeli et terra gloria tua. 汝の栄光は天と地に充つ。
Hosanna in excelsis. いと高きところにオザンナ
 
VI. Benedictus
Benedictus qui venit in nomine Domini. 祝せられるかな、主の御名において来たる方。
Hosanna in excelsis. いと高きところにオザンナ
 
VII. Agnus Dei
Agnus Dei, qui tolis pecata mundi,
神の子羊、世の罪を除きたもう方よ、
dona eis requiem. 彼らに平安を与えたまえ。
Agnus Dei, qui tolis pecata mundi,
神の子羊、世の罪を除きたもう方よ、
dona eis requiem. 彼らに平安を与えたまえ。
Agnus Dei, qui tolis pecata mundi,
神の子羊、世の罪を除きたもう方よ、
dona eis requiem sempiternam. 彼らに絶えざる平安を与えたまえ。
 
VIII. Communio聖体拝領誦
Lux aeterna
Lux aeterna luceat eis, Domine, 永遠の光が彼らに輝かんことを、主よ。
cum sanctis tuis in aeternum, 汝の慈しみ深くいますゆえに、
quia pius es. 主は慈しみ深くいますゆえに。
Requiem aeternam dona eis Domine, 永遠の平安を彼らに与えたまえ、主よ。
et lux perpetua luceat eis. かくて絶えざる光の彼らに輝かんことを。
Cum sanctis tuis in aeternum, 汝の慈しみ深くいますゆえに、
quia pius es. 主は慈しみ深くいますゆえに。
 
 
(又野聡子訳)
 
 
AVE VERUM CORPUS
Ave verum Corpus natum de Maria Virgine:
Vere passum, immoratum in cruce pro homine:
Cujus latus perforatum unda fluxit et sanguine:
Esto nobis praegustatum in mortis examine.



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プロフィール】

鈴木 優(指揮)

 東京芸術大学声楽科卒業。卒業後、東京混声合唱団に2年間在団。吉岡巌、橋本周 子、山田実、C.オッカーの各氏に声楽を師事。91年7月フィラデルフィアで行わ れた、第2回国際声楽指導者会議に参加。92年夏より渡欧、2年半に渡りドイツ・ アウグスブルクなどで声楽・合唱指揮の研鑽を積む。帰国後、97年秋、つくばカピ オホールでシューベルト歌曲によるリサイタルを行う。98年、水戸芸術館「茨城の 名手・名歌手たち第9回」に出演。現在、合唱団の指揮、声楽の指導にあたる。日本 声楽発声学会会員。

山内 房子(ソプラノ)

 上野学園大学声楽科卒業。声楽を島塚光、高橋康人に師事、大学を卒業後ルネッサ ンス、バロックの音楽に興味を抱き歌い始める。現在はリュート歌曲、宗教曲のソロ をはじめとして、オペラやアンサンブルなど、様々な分野で活躍している。1987年よ り国立音楽大学音楽研究所の研究員として初期イタリアバロック音楽の演奏と研究を手掛 けている。これまでにカリッシミ「イェフテ」の娘役、F.カッチーニ「ルッジェー ロの救出」のアルチーナ、ペーリ「エウリディーチェ」のダフネ、チェスティ「オロ ンテーア」のタイトルロール、バッハ「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」等を 歌い好評を得ている。《アンサンブル阿吽(あ・うん)》メンバー。

阪口 直子(アルト)

 武蔵野音楽大学卒業。東京芸術大学大学院修了。1984年度文化放送音楽賞受賞。 1985年イタリア・シエナのキジアーナ音楽院夏期講習に参加し、最優秀賞を得る。 バロック時代から現代までの様々な宗教曲および合唱付の交響曲等のソリストとして 活躍している。また、チェスティ「オロンテーア」(コリンド)、モーツァルト「フィ ガロの結婚」(マルチェリーナ)に出演。国立音楽大学音楽研究所研究員。日本ロッ シーニ協会運営委員。

大島 博(テノール)

 東京芸術大学声楽科卒業、同大学院博士課程学位取得修了。芸大では渡辺高之助、 高丈二、中山悌一、原田茂生の諸氏に師事。1986〜88年、ミュンヘン音大で E.ヘ フリガー氏に学ぶ。1990〜91年、D.フィッシャー・ディースカウ氏に師事。1 991年、同氏の推薦によりC.アバド指揮のベルリンフィル・ジルベスターコンサー トに出演したのをはじめ、バッハ、モーツァルトを中心とした宗教曲、さらにドイツ・ リートのスペシャリストとして活躍している。

山崎 岩男(バリトン)

 東京芸術大学大学院オペラ科修了。ロータリー留学生としてイタリアのパルマ音楽 院に留学。同地ヴェルディコンコルソセミフィナリスタ。第7回奏楽堂日本歌曲コン クール入選。オペラ、オペレッタに多数出演の他、宗教曲のソリストとしても活躍し ている。『音楽のわかるソルフェージュ』(音楽之友社)、『第9練習用CD』(成 美堂)に執筆。現在、尚美学園短期大学助教授、明星大学人文学部講師。

渡部 聡(オルガン)

 1981年武蔵野音楽大学オルガン科卒業。オルガンを廣野嗣雄、秋元道雄、志村 拓生の各氏、バロックアンサンブルを千成千徳氏に師事。古楽器アンサンブル《コン チェルト・バローロ》、《カメラータ・バロッコ》のチェンバロ、オルガン奏者。日 本オルガン研究会会員。 日本オルガニスト協会会員。

神戸 愉樹美(ヴァイオリン、コンサート・ミストレス)

 鷲見健彰、故久保田良作に師事。フェリス女学院短期大学音楽科卒。バーゼル市立 音楽院古楽科卒。ハーグ王立音楽院でS.クイケンにバロック・ヴァイオリンを師事。 1976年帰国。82年より日本オラトリオ連盟のメンバーとして日本・欧州各地で 演奏。コンサート・ミストレスとしては、つくばでは80年に筑波大学公開講座「バッ ハの音楽と思想」、90年に第6回つくば国際音楽祭オープニング・コンサート「バッ ハからモーツァルト」、88年には「美濃白川 イタリア・オルガン・フェスティバ ル」で、当時の皇太子妃美智子さまの御前で演奏、などがある。現在、国立音楽大学 講師。フェリス女学院大学音楽学部講師。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者でもある。  

つくば古典音楽合奏団(オーケストラ)

 コンサート・ミストレス神戸愉樹美によって今回の演奏会のために特別編成された オーケストラ。東京近郊に在住する21名のプロフェッショナルな演奏家により構成 される。
第1ヴァイオリン (Vl I)  神戸愉樹美 大西律子 高橋真二
第2ヴァイオリン (Vl II)  小池吾郎 山内久美子 矢島栄子
ヴィオラ (Vla)  諸岡涼子 上田美佐子
チェロ (Vlc)  高橋弘治 松本卓以
コントラバス (Vlo)  諸岡典経
バセットホルン (Cor.B)  重松希巳江 中村克巳
ファゴット (Fg)  坂田在世 高林美樹
トランペット (Clari)  長田吉充 大矢智子
トロンボーン (Tromb)  松永憲二 櫻井広介 貝森康夫
ティンパニー (Timp)  福島優美


中山 ちあき(練習ピアニスト)

 京都市立堀川高等学校音楽科及び大阪音楽大学に学ぶ。大阪音楽大学教育助手を勤 めた後、大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウスの専属コレペティートルとして9 年間活躍。その間、ソロリサイタル、室内楽、合唱団等の伴奏者としても幅広い支持 を得る。持ち前の明るさでスタッフ、キャストから絶大の信頼を得、その実力は高く 評価される。矢部民、永井譲の各氏に師事。つくば市在住。

つくば古典音楽合唱団(合唱)

 1988年4月、鈴木優氏を音楽監督として発足した合唱団で、現在約70名の団 員で活動している。16世紀から現代までの西洋の宗教曲を基本的なレパートリーと し、発声・発語・アンサンブルと共に、それぞれの音楽の様式観を大切にして練習し ている。
団員
ソプラノ
青山典代安達久子新川千歳世井土敬子伊藤隆子漆原道子
小此木ひとみ鬼山奈穂子片桐菜穂子勝野和美苅田澄子河原浩美
菊地典子越川昌美鈴木万里子高野牧子高橋典枝照井真由美
仲間純子比留間みゆ希福田由美子 森 達美  山口誓子  米田奈柄
アルト
青木睦子大山一江於田春子酒井智代志賀雪子関岡惠美子
当間綾子等々力節子豊田敦子中村桂子西本真由美平井貴美代
前田洋子武藤紀子本山敬子山田佳子
テノール
井上浩一江崎正美大木良弥光國寺和人塩月孝博鈴木尉元
守川俊英
バス
東 善郎飯田伸彦内村貴志岡野寿夫苅田幸雄岸 善一
斎藤秀樹鈴木正志高澤日出夫中右浩二平野雄三又野孝一
山根誠一郎山本 哲渡辺 玲
賛助団員および現在休団中の団員
  今田 岐浦部朴郎大河原美紀子落合祐子小野 基柏崎 哲
加藤容子小林嶺夫酒井明子須藤寿美徐 淑子高澤清子
野上今日子松井加名子三橋利行本山貞一八木美津子
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つくば古典音楽合唱団のこれまでの演奏記録】



1988.11.30 第1回演奏会
《クリスマスの曲を集めて》
於:ノバホール・ホワイエ
G.P.da Palestrina (1525-1594)Dies Sanctificatus
T.L.de Victoria (1548?-1611)Ave Maria
T.L.de Victoria (1548?-1611)O Magnum Mysterium
H.Schuetz (1585-1672)Kyrie, Gott Vater in Ewigkeit
H.Schuetz (1585-1672)Also hat Gott die Welt geliebt
H.Schuetz (1585-1672)Meine Seele erhebt den Herren
D.Buxtehude (1637-1707)Das Neugebor'ne Kindelein
J.S.Bach (1685-1750)Nun Lob', mein Seel', den Herren


1989. 6.23 第2回演奏会
《ルネサンスとバロックの宗教音楽》
於:ノバホール
J.S.Bach (1685-1750) Lobet den Herrn, alle Heiden, BWV230
G.P.da Palestrina (1525-1594) Missa brevis
J.H.Schein (1586-1630) O Herr, ich bin dein Knecht
G.Carissimi (1605-1674) Nisi Dominus
J.H.Schein (1586-1630) O, Herr Jesu Christe
W.Byrd (1543-1623) Ave verum corpus


1990. 3.10 第3回演奏会
《J.S.バッハ 宗教音楽の世界》
於:ノバホール
J.S.Bach (1685-1750) Jesu, meine Freude, BWV227
J.S.Bach (1685-1750) Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit, BWV106


1990.12. 7 第4回演奏会
《16〜20世紀 合唱音楽の流れ》
於:ノバホール
G.P.da Palestrina (1525-94) Dies Sanctificatus
T.L.de Victoria (1548?-1611) O Magnum Mysterium
W.Byrd (1543-1623) Ave verum corpus
P.P.Bencini (1675-1755) Jesu, Redemptor Omnium
C.Monteverdi (1567-1643) Vespro della Beata Vergine (xii) Ave Maris Stella
M.Durufle (1902-1986) Quatre Motets sur des Th mes Gregoriens
J.Brahms (1833-1897) Warum ist das Licht gegeben dem Muehseligen?
H.Schuetz (1585-1672) Selig sind die Toten, SWV391
J.S.Bach (1685-1750) Lobet den Herrn, alle Heiden, BWV230


1991.11.15 第5回演奏会
《モーツァルトの教会音楽》
於:ノバホール
W.A.Mozart (1756-1791) Missa brevis in F, KV192
W.A.Mozart (1756-1791) Vesperae de Dominica, KV321
W.A.Mozart (1756-1791) Ave verum corpus, KV618


1992. 7. 3 第6回演奏会
《ドイツバロックの葬送音楽》
於:ノバホール
J.S.Bach (1685-1750) Jesu, meine Freude, BWV227
H.Schuetz (1585-1672) Musikalische Exequien, SWV279-281
H.Schuetz (1585-1672) Selig sind die Toten, SWV391


1993. 7. 2 第7回演奏会
《ハイドンのミサ曲》
於:ノバホール
J.Haydn (1732-1809) Missa brevis St. Joannis de Deo "Kleine Orge lmesse"
J.Haydn (1732-1809) Missa in Angustiis "Nelson-Messe"


1994. 7. 16 特別演奏会
《ロッシーニの小荘厳ミサ曲》
於:「太陽の國」テアトロデルソーレ(横浜市)
G.Rossini (1792-1868) Petite Messe Solennelle


1994. 11. 26 第8回演奏会
《ロッシーニの小荘厳ミサ曲》
於:ノバホール
G.Rossini (1792-1868) Petite Messe Solennelle


1995. 12. 16 第9回演奏会
《クリスマス ア・カペラ コンサート》
於:ノバホール
G.P.da Palestrina (1525-94) Dies Sanctificatus
T.L.de Victoria (1548?-1611) O Magnum Mysterium
J.Eccard (1553-1611) Uebers Gebirg Maria geht
M.Praetorius(1571-1621)  Es ist ein Ros'entsprungen
S.Scheidt (1587-1654) O Jesulein zart
M.Praetorius(1571-1621) In dulci jubilo
J.Walter (1490-1570) In dulci jubilo
H.Distler (1908-42) Ich brach drei duerre Reiselein
H.Kaminski (1886-1946) Maria durch ein Dornwald ging
M.Reger (1873-1916) Unser lieben Frauen Traum
G.Verdi (1813-1901) Pater noster
A.Bruckner (1824-96) Ave Maria
A.Bruckner (1824-96) Virga Jesse
Bearb. J.Langer (?-?) Still, o Himmel!
Bearb.O.Jochum (1898-1969) O du froehliche
F.X.Gruber (1787-1863)  Die heilige Nacht


1996. 11. 9  第10回演奏会
《ブルックナー没後100年に寄せて》
於:ノバホール
G.P.da Palestrina (1525-94)  Sicut cervus, Sitivit anima mea
G.P.da Palestrina (1525-94)  Super flumina Babylonis
G.P.da Palestrina (1525-94)  Dies Sanctificatus
J.Brahms (1833-97)  Marienlieder, Op.22
A.Bruckner (1824-96)  Locus iste
A.Bruckner (1824-96)  Christus factus est
A.Bruckner (1824-96)  Os justi
A.Bruckner (1824-96)  Ave Maria
A.Bruckner (1824-96)  Virga Jesse
A.Bruckner(1824-96) Pange lingua


1997. 12. 6  第11回演奏会
《ドイツプロテスタント教会のモテット集》
於:ノバホール
A.Hammerschmidt (1611-75) O barmherziger Vater
G.A.Homilius (1714-85)  Unser Vater in dem Himmel
H.Schuetz (1585-1672)  Herr, auf dich traue ich, SWV377
H.Schuetz (1585-1672)  Die mit Traenen saeen, SWV378
H.Schuetz (1585-1672)  Verleih uns Frieden gnaediglich, SWV372
J.S.Bach (1685-1750)  Der Geist hilft unser Schwachheit auf, BWV226
F.Mendelssohn (1809-47) Jauchzet dem Herrn alle Welt
F.Mendelssohn (1809-47)  Denn er hat seinen Engeln befohlen
J.Brahms (1833-97) Warum ist das Licht gegeben dem Muehseligen?, Op.74-1
J.Brahms (1833-97) Abschiedsleid
J.Brahms(1833-97) Abschiedslied



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第13回演奏会:予告

1999年11月27日(土)

つくば市ノバホール

  

ヘンデル 「メサイア」

G. F. Haendel, Messiah

         

指揮:鈴木優

         

オーケストラ:つくば古典音楽合奏団

合唱:つくば古典音楽合唱団

         

ソリスト:(目下、選考中)



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ただいま団員募集中です(初心者も歓迎)

練習日時:   毎週水曜日午後7時半〜9時半
練習場所:   つくば市並木公民館ホール
  会費:   月額 4,000円(学生 3,000円)
練習開始:   1998年12月2日(水)
お問合わせ先: TEL.
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